カメハメハ大農場 & 農家カフェだより

 

 

 

               

 

お ととしはスイカの失敗が多かったので去年は勉強し直して、いろんな所を改善したら、だいぶ結果が良くなった。それで油断したつもりはないけど、一番植えの スイカの出来には頭を抱えてしまい、見ていると腹が痛くなってくる。結局、納得できず形の悪いスイカをちぎって着果をやり直したので二番植えのスイカより 遅い着果になってしまった。序盤の失敗を教訓にして残りの失敗をできるだけ少なくしようと努力しているが、近頃は本当に天気が極端な事が多くて体も頭もつ いて行けない。それでも山からは新緑の、ものすごい匂いに樹々が気を放ってこの中年のおっさんに元気を分けようとしているような感じさえする。元気玉を実 らせるにはまだまだ修行が足りない52歳である。 ()

 

 

 

 

 

 

 

作業日誌

 

 

 

 

去年から交配用のミツバチは買い取りになった。世界中でミツバチが突然死するらしく、ハチの値段が高くて貸し蜂業者が賃貸料を上げるようになったので短期決戦用のミツバチを買い取るようになった。JAが儲けなしで扱っ てくれるので、かえって貸し蜂より安くついている。このハチは意外と、と言ってはハチに失礼だが安い割に良く働いてくれるし、今のところ刺されていないの で結構気に入っている。ハチ、有難う。となると皆さんは蜂蜜が採れるとお思いかも知れないが、正直私もハチミツがあるなら欲しい。しかしどうやって採るか が問題だ。買い取りの巣箱はベニヤ板をくぎ打ちしてあるので開けようと思ったらバールなどで壊すしかない。そうなると当然全員で刺しに来るだろうからハチ を殺さないと開けられない。殺虫剤かけたら蜜食べる気にならないし、そこで箱の出入口をふさいで真夏のハウスの中に入れておいたが結構生きている。もとも と、伝染病の予防のために使い終わったら焼却処分する事になっているのでハチミツはあきらめた。でも秋取りのカボチャの交配に使ってみようと思い9月まで とっておいた。9月まで置くとかなり数が減っていた。カボチャの畑に持って行ったら、ある日突然スズメバチがやって来て、ミツバチを次々と殺しているでは ないか。恐ろしい光景だった。巣はあっという間に全滅し、悔しいし危ないので巣箱の中に殺虫剤を入れた。仕方なくカボチャは手で受粉させた。おしべをむき 出しにして雌花の花びらを開いて、めしべにこすりつけるのだが、なぜかいやらしい気分になったのは私がヘンタイなのか?前世はカボチャだったのだろうか?()

 

 

 

 

 

 

 

きまぐれカフェ

 

 

 

 昨年は、かなりアクティブに出店や商品開発、販路開拓に動きまわりました。

 

 

 

特 に「福井野菜ソムリエプロデュース」により、あわら産の梨ジュースと梨ジャムを商品化しました。(当農場では梨は生産していませんが)あわらには極上の梨 を、たくさんの農家が生産しています。それを加工品として自社工場で製造し、あわらのブランド品としての認定も受けました。梨の白色を損ねないように試行 錯誤を重ね、ジャムも洋酒を利かせた大人な味に仕上げた逸品。

 

 

 

当農場の既存のトマトジュースやトマトソース、ブルーベリージュース等とご希望に合わせて箱入れし(35アイテムの組み合わせ)、お歳暮はもとより、冠婚葬祭のご進物にもできるギフト商品です。

 

 

 

ただし、販売は9月~3月の期間限定です。4月~8月の期間はトマトバラエティセットをどうぞ。商品詳細写真は以下のサイトでご覧になってくださいね。

 

 

 

www.shoko-awaracity.or.jp/pdf/2011iroiro/brand-a26.pdf

 

 

 

https://www.mirasapo.jp/features/subsidy/vol6/file/shoukibo05.pdf

 

 

 

写真以外の組み合わせも可能ですよ!気になる方はお問い合わせくださいね。

 

 

 

今年も農家カフェの移動販売車は、あわらを中心に県内のイベント会場で出店します。カフェ車をみかけたら、カメハメハ大農場とあわらのおいしいを是非楽しんでくださいね。(和)